だらだらよもぎ月記

日々のことを「真面目に」だらだらと書いています。政治家としての姿勢などについては、思うところがあるので、厳しい発言もするかと思います。あとは、のんびりした日常のひとコマを載せていければよいかなと。

ロシア

以前、ロシアが開戦には踏み切らないと判断した内容をブログにアップしました。


実際は、どうでしょうか。
悲惨な現実が今も続いています。


楽観視していたとの批判は甘んじて受けますが、ロシアがここまでEU諸国が結束し、世界的にも対ロシアへかじ取りされるとは、想像していませんでした。


そして、フィンランドとスウェーデンとがNATO加盟へ向かい始めたこと自体、ロシアにとっては想像だにしなかったと考えます。


それだけ、今の世界情勢は混とんとしています。


日々、血が流され、命が奪われる。
その様子までもが、いまやネットで知ることができる。


私たちは、何も学んでいなかった。
世界は、何も変わっていなかった。


そう思う反面、
ロシアの思惑がもはや核兵器の使用しか残らない局面を迎えるに至ったとしたら・・・先の大戦以上に悲劇を迎えることになりかねない。そう思います。


日々の生活とともに、こうした世界情勢を憂いつつ、自らができることは何があるか。
そう考えていきたいと思います。

公開捜査する前にするべきことがあるのでは?(中編)

前回の続き。
※前回の記事はこちら。


さてと。
谷本氏は「副反応報告に係る国の様式には、病院、診療所もしくは医師が行うとされていますが、大規模接種会場において看護師等が接種した場合、報告義務がないことになります。これでは厚生労働省ワクチン副反応検討部会に一部しか報告が上がらないことになりますが、呉市ではどうしているのか、あわせて国の見解も伺います」と一般質問を続けます。


ふむ、看護師等が接種した場合に報告義務がないというのは、知りませんでした。


そして、呉市側の答弁は、
「副反応報告につきましては、予防接種法第12条により、病院もしくは診療所の開設者または医師が厚生労働大臣に報告することとなっております。本市が設置をしております大規模接種会場や集団接種会場では、実際の接種作業は看護師が行ってはおりますが、医師の指示の下で診療の補助として行っているものでございまして、副反応が生じた場合は、診療を行った医師のほうから国に報告を行っております。
 なお、本市の集団接種におきましては、8月末時点で累計7万5,461回の接種を行っておりますが、現在までに重篤な事例は発生いたしておりません」と回答。


看護師等が行なっても、医師から報告はあがるとのこと。
そりゃそうだろう、と思ってみたりします。


谷本氏は続けて「国の見解は。今、答弁ありませんでしたがね。モデルナ社の一部ロット番号において金属破片が混じっていたことが問題となっています。ファイザー社でもロット番号によって死亡者数に大きな乖離が生じています。4種類の製剤に分かれているのでは、との臆測も広がっており、この不自然な結果について国はどう回答したのか伺います」と質問。


呉市側は「議員御質問のロット番号の件につきましては、本市のほうでは関知いたしておりません。
 なお、今後、国のほうから、そういった情報の提供がありましたら、広報、周知に努めてまいります」とのこと。


あくまでも、国からの情報提供ありきでの対応ですね。
ここからが、例の「マスク」について発言が見られてきます。以下、見ていきます。


谷本氏は「つまり、国に、ただすことはしないという逃げの姿勢だということが分かりました。
 次に、マスク着用に係る見解について質問してまいります。
 アベノマスクに見られるように、マスクやソーシャルディスタンス等の感染症対策は、厚生労働省ではなく、科学的知見を有していない首相官邸が各都道府県に通知を出しています。国民が厚生労働省と文部科学省に対し、マスク着用に感染予防効果があることを示す科学的論文を公開請求しましたが、それぞれ有していないとの理由で不開示決定が通知されました。このことを呉市感染症対策推進本部で情報共有する必要がありますが、それをしない理由について伺います」と質問。


呉市側は「マスクの効果につきましては、厚生労働省ホームページの新型コロナウイルスに関するQ&Aに示されております。また、マスク装着の効果につきましては、当該Q&Aにリンクされておりますが、スーパーコンピューター富岳を使ったシミュレーションや実証実験においても、その有効性が示されているところでございます。
 ただし、マスクの着用は感染症の総合的な予防対策の一つであり、マスクの活用のみで新型コロナウイルスの感染を防げるものではないことから、手指消毒、換気、3密の回避等と併せて、感染予防対策において重要な取組であると考えております」と回答。


マスクって、それだけで防げる訳じゃないけれども、使用することでの効果があるというのは、実証実験でも出ています。
こうした点でも、谷本氏がマスク着用拒否する前に、呉市議会での質疑により、マスクの有効性があったことを指摘されていたことは、確認できます。
それなのに、マスク着用拒否して降ろされているわけですからね。
谷本氏にも、譲れない何か考えがあるようです。それらは次の質問に見受けられます。
見ていきましょう。


そうした呉市側の回答を受けて、谷本氏は更に質問します。
「マスク着用の弊害に係る科学論文は多く発表されています。具体的には、
1、酸欠になり、脳機能に障害をもたらす、
2、本来排出すべき二酸化炭素を吸収することで体調不良になる、
3、マスクにとどまったばい菌にウイルスが寄生することで感染症にかかりやすくなる、
4、免疫力の低下を招く、
5、コミュニケーション能力の減退を助長する、
6、マスクの長期着用により発がん性物質等が流入される等が上げられています。


しかも、ウイルスは0.1マイクロメートルであり、不織布マスクの網目が5マイクロメートルと50倍であるため、全く効果がないことを市長は知っておられるのか伺います」と。


上に挙げた1~6の内容、科学論文とありますけど、どうなんでしょうね?
マスクを着用して激しく運動すると、確かに息苦しいです。ですが、脳機能に障害を起こすような酸欠をする場面に遭遇したりしますか?
2なんて、体調不良って…二酸化炭素が原因で体調不良になるんですかね。


吐き出す呼気の成分、知っているんですかね。
80%くらいが窒素です。酸素が16%ほど、二酸化炭素が4%ほど、残り微量なガス(体内発生)が1%未満という感じだったはずです。


3なんて、同じマスクをどれほどの時間、使用し続ける気なのか?と思います。
4や5なんて、何を言ってんだ?というレベルです。
6なんぞ、もはや理解に苦しみます。


さて、そんなとんでもない内容の羅列を受けても、呉市側は、答弁します。
まあ、答弁しなきゃいけないからするんですけど、トンデモ質問に答えるの、しんどいでしょうね。


呉市側は「先ほどの答弁の繰り返しとなりますが、マスクの着用がウイルスの口や鼻からの侵入を完全に防ぐものではないことにつきましては、十分理解しており、感染症対策として換気や手指消毒等を含めた総合的な予防対策が必要であると考えております。
 また、マスクの着用における注意点といたしましては、呼吸困難になる場合や熱中症などのリスクが高まる場合があるため、厚生労働省におきましてもホームページなどで注意喚起されており、活動の場面による安全な使用方法が求められているところでございます」と。


まだやりとりが続くので、続きは次回に。

公開審査する前にするべきことがあるのでは?(前編)

これ、パフォーマンスだろうなぁとしか思えない。
呉市議会の、です。



この谷本氏は、今に始まったことじゃないわけで、マスク拒否については。


それで、騒動になった飛行機での事件以前に、どうだったかが気になりました。


ともすれば、今まで、呉市議会で、マスク拒否とか認知していなかったのか?という疑問が生じます。


谷本氏について調べてみると、意外と、主張は一貫している様子。
たとえば、令和3年9月7日に開かれた9月定例会での発言。


谷本氏の発言を引用してみます。


「私は、自然共生党として、新型コロナウイルス感染症対策について、大きく次の2点に絞って質問を行います。
 まず、新型コロナワクチン接種の欺瞞についてであります。
 多くの市民は、ワクチン接種が感染症を予防すると思い込んでいます。ところが、ワクチンの説明書や厚生労働省ホームページには、感染を予防する効果は証明されていないと明記されています。ここが最も重要な部分であって、呉市の予診票説明書には、厚生労働省のホームページを紹介しているだけで、この部分が欠落しています。これでは市民に誤解を与えるだけだと考えますが、記載していない理由について伺います。」


まあ、自然共生党については、飛ばすとして。
新型コロナワクチン接種について、呉市の予診票説明書には、厚労省のホームページ紹介を根拠として載せているだけであって、そのホームページには「感染を予防する効果は証明されていないと明記されている」点を谷本氏は問題視している様子。


呉市側の答弁は、次のとおり。


「厚生労働省のホームページには、新型コロナワクチン接種は、感染症の発症を予防する高い効果があることや、重症化を予防する効果が期待されることが記載されており、さらに感染を予防する効果につきましても、研究が進んでいる旨記載されております。また、こうした発症予防効果につきましては、接種券送付の際に同封いたしました、ファイザー社製「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」にも記載し、市民の皆様へ周知しているところでございます。
 同時に、接種券に同封いたしましたお知らせチラシのほうに、ワクチンの効果について記載していないのは、限られた紙面の都合からで、その代わりに、首相官邸ワクチン特設ページや、厚生労働省コールセンターを御案内いたしております。市民の皆様にはそうした資料を御覧いただいて、ワクチン接種のリスクとベネフィット、こちらを十分御理解いただいた上で接種をしていただきたいと考えております。」とのこと。


これだけだと、中立的に見たら、答えになっていないんじゃないかなと思います。
そこで、谷本氏は「つまり、接種に不利な情報は、あえて記載していないということが分かりました」と発言しています。


ええ、これって、地方の都市レベルではどうにもできない部分かも知れないですが、説明としては、言葉足らず、言い換えれば、責任は政府にあるということで事なかれになっているようにも思います。


谷本氏は続けて、
「厚生労働省ホームページには、感染症予防効果がない代わりに、発症と重篤化を予防する効果があると記載されています。ところが、海外で治験が完了していないため、この効果は大いに疑問です。そこで、国民が発症化、重症化予防効果の科学的根拠を厚生労働省に開示請求したところ、去る8月5日付で開示期限延長通知が来ました。理由は、文書が大量にあり、整理に時間を要するためとして、きちっと示すことができなかったのです。ほかにも国立感染症研究所は、新型コロナワクチンの効果があるとする論文を提示することができず、不開示通知を出しています。加えて、去る7月21日には、ワクチン接種後であっても感染を防止できなかったことを認めると正式に発表したのです。
 ということは、発症と重篤化を予防することすらできないことが鮮明になったわけで、接種そのものに意義がないことになりますが、当局の御見解を伺います」と質問を継続。


それに対しての呉市の答弁は、
「新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するため、医療、公衆衛生の立場から厚生労働省に専門的、技術的な助言等を行うアドバイザリーボードは、7月21日、ワクチンを2回接種した人の感染が人口10万人当たり1.3人と、未接種者の27.4人と比べまして20分の1以下であるとした資料を公表いたしております。また、厚生労働省のQ&Aにおきましても、新型コロナワクチンは感染症の発症を予防する高い効果があり、また重症化を予防する効果が期待されるとあり、本市といたしましては、接種に意義がないとは考えておりません。
 その反対に、本市における感染者の発生状況でございますが、ワクチン接種が進んでいなかった本年4月末までは、60歳以上の高齢者が占める割合は33.1%だったのに対しまして、高齢者のワクチン接種がほぼ終了いたしました8月以降は7.1%に激減しておりまして、本ワクチンの効果が非常に高いということを実感として感じているものでございます」とのこと。


なんだか、答えがかみ合っていない気がします。
呉市の答弁に対して、谷本氏は、
「厚生労働省のQ&Aが、結局根拠がないということを言っとるわけですから、答えになっとらんですよね。
 さきの6月定例会で当局は、ワクチンの有効性と安全性が確認されたため、特例承認を受けたと答弁されました。ところが、厚生労働省は今年3月26日付で、安全と有効性を証明する科学的論文を用意していないとして、不開示通知を既に発出しておりました。ということは、当局の答弁は修正する必要がありますが、御説明願います」として、更に質問を重ねます。
呉市側は、
「米国ファイザー社製ワクチンは令和3年2月14日に特例承認をされ、また米国モデルナ社製と英国アストラゼネカ社製につきましても5月21日に薬事承認をされております。
 ワクチンは、有効性、安全性等に関するデータを収集するため、健康な方や患者さんの協力の下、開発中のワクチンを実際に人に投与し、臨床試験が行われております。こうした臨床試験の結果等に基づきまして、ワクチンの有効性、安全性、品質について審査が行われ、最終的に薬事承認されるものでございます。したがいまして、本新型コロナワクチンにつきましても厳格な審査を経て有効性、安全性が確認された上で薬事承認されたものであると認識をいたしております」と答弁。


役所としての答弁らしい答弁です。
すかさず、谷本氏は、
「薬事承認とさっき言ったけれど、その中の一部の特例承認ですからね。言い方換えてくださいよ。これは治験を省略するということなんですよ。だから、その答弁は全く欺瞞であると思います」と発言。


呉市側が逃げているような気がします。
長くなるので、続きは次回に。