だらだらよもぎ月記

日々のことを「真面目に」だらだらと書いています。政治家としての姿勢などについては、思うところがあるので、厳しい発言もするかと思います。あとは、のんびりした日常のひとコマを載せていければよいかなと。

公開捜査する前にするべきことがあるのでは?(中編)

前回の続き。
※前回の記事はこちら。


さてと。
谷本氏は「副反応報告に係る国の様式には、病院、診療所もしくは医師が行うとされていますが、大規模接種会場において看護師等が接種した場合、報告義務がないことになります。これでは厚生労働省ワクチン副反応検討部会に一部しか報告が上がらないことになりますが、呉市ではどうしているのか、あわせて国の見解も伺います」と一般質問を続けます。


ふむ、看護師等が接種した場合に報告義務がないというのは、知りませんでした。


そして、呉市側の答弁は、
「副反応報告につきましては、予防接種法第12条により、病院もしくは診療所の開設者または医師が厚生労働大臣に報告することとなっております。本市が設置をしております大規模接種会場や集団接種会場では、実際の接種作業は看護師が行ってはおりますが、医師の指示の下で診療の補助として行っているものでございまして、副反応が生じた場合は、診療を行った医師のほうから国に報告を行っております。
 なお、本市の集団接種におきましては、8月末時点で累計7万5,461回の接種を行っておりますが、現在までに重篤な事例は発生いたしておりません」と回答。


看護師等が行なっても、医師から報告はあがるとのこと。
そりゃそうだろう、と思ってみたりします。


谷本氏は続けて「国の見解は。今、答弁ありませんでしたがね。モデルナ社の一部ロット番号において金属破片が混じっていたことが問題となっています。ファイザー社でもロット番号によって死亡者数に大きな乖離が生じています。4種類の製剤に分かれているのでは、との臆測も広がっており、この不自然な結果について国はどう回答したのか伺います」と質問。


呉市側は「議員御質問のロット番号の件につきましては、本市のほうでは関知いたしておりません。
 なお、今後、国のほうから、そういった情報の提供がありましたら、広報、周知に努めてまいります」とのこと。


あくまでも、国からの情報提供ありきでの対応ですね。
ここからが、例の「マスク」について発言が見られてきます。以下、見ていきます。


谷本氏は「つまり、国に、ただすことはしないという逃げの姿勢だということが分かりました。
 次に、マスク着用に係る見解について質問してまいります。
 アベノマスクに見られるように、マスクやソーシャルディスタンス等の感染症対策は、厚生労働省ではなく、科学的知見を有していない首相官邸が各都道府県に通知を出しています。国民が厚生労働省と文部科学省に対し、マスク着用に感染予防効果があることを示す科学的論文を公開請求しましたが、それぞれ有していないとの理由で不開示決定が通知されました。このことを呉市感染症対策推進本部で情報共有する必要がありますが、それをしない理由について伺います」と質問。


呉市側は「マスクの効果につきましては、厚生労働省ホームページの新型コロナウイルスに関するQ&Aに示されております。また、マスク装着の効果につきましては、当該Q&Aにリンクされておりますが、スーパーコンピューター富岳を使ったシミュレーションや実証実験においても、その有効性が示されているところでございます。
 ただし、マスクの着用は感染症の総合的な予防対策の一つであり、マスクの活用のみで新型コロナウイルスの感染を防げるものではないことから、手指消毒、換気、3密の回避等と併せて、感染予防対策において重要な取組であると考えております」と回答。


マスクって、それだけで防げる訳じゃないけれども、使用することでの効果があるというのは、実証実験でも出ています。
こうした点でも、谷本氏がマスク着用拒否する前に、呉市議会での質疑により、マスクの有効性があったことを指摘されていたことは、確認できます。
それなのに、マスク着用拒否して降ろされているわけですからね。
谷本氏にも、譲れない何か考えがあるようです。それらは次の質問に見受けられます。
見ていきましょう。


そうした呉市側の回答を受けて、谷本氏は更に質問します。
「マスク着用の弊害に係る科学論文は多く発表されています。具体的には、
1、酸欠になり、脳機能に障害をもたらす、
2、本来排出すべき二酸化炭素を吸収することで体調不良になる、
3、マスクにとどまったばい菌にウイルスが寄生することで感染症にかかりやすくなる、
4、免疫力の低下を招く、
5、コミュニケーション能力の減退を助長する、
6、マスクの長期着用により発がん性物質等が流入される等が上げられています。


しかも、ウイルスは0.1マイクロメートルであり、不織布マスクの網目が5マイクロメートルと50倍であるため、全く効果がないことを市長は知っておられるのか伺います」と。


上に挙げた1~6の内容、科学論文とありますけど、どうなんでしょうね?
マスクを着用して激しく運動すると、確かに息苦しいです。ですが、脳機能に障害を起こすような酸欠をする場面に遭遇したりしますか?
2なんて、体調不良って…二酸化炭素が原因で体調不良になるんですかね。


吐き出す呼気の成分、知っているんですかね。
80%くらいが窒素です。酸素が16%ほど、二酸化炭素が4%ほど、残り微量なガス(体内発生)が1%未満という感じだったはずです。


3なんて、同じマスクをどれほどの時間、使用し続ける気なのか?と思います。
4や5なんて、何を言ってんだ?というレベルです。
6なんぞ、もはや理解に苦しみます。


さて、そんなとんでもない内容の羅列を受けても、呉市側は、答弁します。
まあ、答弁しなきゃいけないからするんですけど、トンデモ質問に答えるの、しんどいでしょうね。


呉市側は「先ほどの答弁の繰り返しとなりますが、マスクの着用がウイルスの口や鼻からの侵入を完全に防ぐものではないことにつきましては、十分理解しており、感染症対策として換気や手指消毒等を含めた総合的な予防対策が必要であると考えております。
 また、マスクの着用における注意点といたしましては、呼吸困難になる場合や熱中症などのリスクが高まる場合があるため、厚生労働省におきましてもホームページなどで注意喚起されており、活動の場面による安全な使用方法が求められているところでございます」と。


まだやりとりが続くので、続きは次回に。