だらだらよもぎ月記

日々のことを「真面目に」だらだらと書いています。政治家としての姿勢などについては、思うところがあるので、厳しい発言もするかと思います。あとは、のんびりした日常のひとコマを載せていければよいかなと。

歩行者の事情なんて分からない

私も昔は、憤ることがありました。


赤に変わっても、急がないでゆっくりと歩いていく人に対して。


なぜ急いで渡ろうと思わないのか?と。


若いカップルとかおばさんとかは、そういう傾向が強い気がします。


中には手刀をきって謝意を示しながら渡られる方がいて、逆に慌てずにどうぞと思ったりもするものです。


ですが、今は堂々と歩いている歩行者に対して、なんとも思わなくなりました。


母からの一言がきっかけです。


「まあ、そう言わんの。あの人だって、もしかしたら足が悪くて、早足で歩けないかも知れないでしょ」


ハッとしました。

自分は、その人が足が悪いから早く歩けないのかもしれないとまでは、考えても見なかったからです。


明らかに高齢者で、押し車とかを押しているおばあさんなどは、一目瞭然、歩くのが遅いと見て分かります。


でも、外見は若くても障害を持つ方がいるかも知れない。


まあ、それなら、途中で赤になるかも知れないタイミングで渡るな、という意見もあるでしょうけれど、立てって待つのがしんどい方もあるか知れない。


そう考えていくと、理由はどうあれ、歩行者が渡りきるまで、きちんと待つのが最適解だなと思う次第です。