マルクスに学ぶ
「カール・マルクス」と書くと、その名前だけで毛嫌いする人がいます。
経済学では、ケインズなど含めて、近代経済学(=近経)の対軸にマルクス経済学(=マル経)というものがあったりして、近代経済学からすれば、マル経は遺産みたいな、終わったものとして扱われることが大半な気がします。
とはいえ、近代経済学であっても、廃れた理論が時を経て復活するなんてことは、よくある話でして。
個人的に、マルクスは経済学として学ぶではなく、経済思想というか、思想家として対峙するべき人物だと思っています。
私自身は、マックス・ウェーバーから多くを学んだ訳ですが。
マルクス=社会主義とか共産主義ってイメージがおぼろ気に頭にある人が、毛嫌いしているのかなと思います。
まあ、共産主義はレーニンの影響もあるでしょうが、そのレーニンでさえ、おそらくどこかしら曲解されている気もしたことがあります。
まあ、日本の共産党はこれまた異質なので論外としますが。
何が言いたいかというと、判断は自由なので、まずは読んでみる。
『資本論』じゃなくてもいいので。
経済学部に入ったら、まずは数学。
文系じゃないので。
高校生は、勉強するなら今のうちに。
先人から学びつつ、それを越えていく。
一点でもよいので、突破する。
そうありたいものです。
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