「キャプテン・フィリップス」視聴
真剣に見たわけではないけれど、視聴。
ソマリア海賊と襲撃された船長、救出にあたったアメリカ海軍の話。
正直、海賊行為が許されるものじゃないけれど、周辺の漁師が生活できないようにした国々の責任は考えられていないという国際社会ではよくある「弱者」を犠牲にした現実を今一度考えさせられる映画。
結局、アメリカ海軍すげーってなる話。
まあ、ハリウッド映画ですから。
これ、実話に基づいたもので、劇中にはないけれど、実際には、事件後、船員が船会社を訴えていたりもするのだけれど、まあ、そういう点でも、アメリカらしい話な訳です。
自分としては、海賊がなぜ「海賊」をしなければならないのかという事を考えるべきだと思うし、海賊を擁護する訳じゃないけれど、やはり、海賊にも家族がいて、そこには生活、日々の暮らしがあるわけでして。
海賊=悪、という単純な話じゃないのだろうと思うのです。
まあ、映画「ナイロビの蜂」じゃないけれど、アフリカを食い物にするのは、結局は欧米諸国が中心な訳でして。中国なども近年は支援を名目としてかなりの人員を現地へ送り込んでいますが。
映画の話に戻ると、ラストは予想した結末通りですが、無常感というか、少しやるせなさを感じました。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。