ヤジと民主主義
ドキュメンタリー。
安倍元総理の街頭演説へのヤジを飛ばした方々への警察権力による排除が行われたことを取り上げている。
個人的に、ヤジは国会では止めるべきだと思う。議論する場でヤジを飛ばすことは、議論の放棄だと思うので。
むしろ、無言でプラカードを掲げようとした行為を「妨害」していることは、大きな問題だと思う。
自民党のプラカードや安倍元総理を応援する旨の記載あるプラカードは、なんら排除されないのに、批判的意見が書かれたプラカードのみを排除することは、恐ろしい。
安倍元総理に関しては、疑惑の解決がされていないので、そこらはハッキリとさせるべきだと思うし、かといって、野党がクズ過ぎて期待できないことが大きな問題でもあると思う。
ただね、ヤジを飛ばす人間を肯定する気もない。排除した警察を非難するつもりもない。
意見を主張することは大いに結構。けれども、このご時世、主張する手段は他にもある。敢えて、選挙中に行うことは警察が動かざるを得ない状況を招くのは自明であり、それだけ警察の人員が本来不要だった対応に割かれることは、民主主義にとっては損益だと思う。
警察にしても、裏でどんな指示があったかは分からないけど、可能性があれば排除することは、まだ理解できる。
やり過ぎであることは問題。
この「やり過ぎ」が将来的な脅威となりかねない。
無理解とは恐ろしい。
理解し得ない対象を恐ろしいと思うことは、自然なこと。
それが拡大解釈されていく。
それは「異常」が「当たり前」に思うことから始まる。
戒めとするべき事柄は、既に始まっている。
是々非々で、事柄を見抜くことが大事であり、目を背けないことが必要だと思う。
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