不正のニオイ
一時期、地方議員の「政務活動費(政務調査費)」の不正が、どうのこうのとニュースで話題になっていた。
たとえば、10000円を仕事で使って良いとして、お釣りは幾ら出るだろうか。
そして、そのお釣りは、返さないといけないとしたら、どのような行動に出るだろうか。
本当に必要なものだけを買って、お釣りは返しますか?
それとも、
不必要なものを買ってでも、金額いっぱいまで使いますか?
問題となった議員の多くは、
不必要なものすら買わずに、丸々使っていたり、自分のお金として他の使途に用いたり…という状態だったと思う。
とある議員について、調べてみると、数百万円という額を、きれいなまでに使いきっている。
ある年には、数百万円の費用に数円だけ足がついた金額で堂々と載せている。
内訳は、色々とあるようだが、事務所費だとか人件費だとか、光熱費やら多岐にわたる。
やりくり上手だとしても、必要なものをやりくりして、見事なまでに使いきれるものだろうか。
内情を知るとされる人物に話を伺ったが、実に驚くものだった。
いい加減な経理の実態も把握できた。
公私混同も甚だしい現実が見えてきた。
公私混同が過ぎるために、会社のお金も個人のお金も区別できなくなっているように思う。
結局、経理が適当に振り分けて、一見すると適正処理しているかのように見せているだけだと思う。
まあ、会計士の入れ知恵があるようなので、法的にグレーなところかも知れないが。
なんにせよ、機会があるなら、見てみるといい。
いい加減な政治家が、好き放題にしているだろうから。
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